コロナ後遺症のあるアメリカ人成人の5人に1人近くがいまだに "コロナ後遺症"(CDC)
このリンクは、米国疾病予防管理センター(CDC)の国立健康統計センター(NCHS)が発表した新たなデータについて報告しています。そのデータによれば、米国の成人の40%以上が過去にCOVID-19に感染した経験があり、そのうちの約5分の1(19%)が現在も「コロナ後遺症」の症状を経験していると報告しています。
具体的なデータは以下の通りです:
- 全米の成人のうち、約13人に1人(7.5%)が「コロナ後遺症」の症状を持っています。これは、ウイルスに初めて感染してから3ヶ月以上経過しても症状が続く状態を指します。
- 高齢者よりも若者の方がコロナ後遺症の可能性が高いです。50-59歳の成人のうち、コロナ後遺症を経験している人は80歳以上の人々の約3倍です。
- 女性は男性よりもコロナ後遺症を経験している可能性が高いです(9.4%対5.5%)。
- ヒスパニックの成人の約9%が現在コロナ後遺症を経験しており、これは非ヒスパニックの白人(7.5%)と黒人(6.8%)の成人よりも高く、非ヒスパニックのアジア人成人(3.7%)の2倍以上です。
- バイセクシャルとトランスジェンダーの成人(7.5%)は、他の性的指向と性自認の成人よりも現在のコロナ後遺症の症状が多い傾向にあります。バイセクシャルの成人の12%とトランスジェンダーの成人の15%が現在のコロナ後遺症の症状を持っています。
- コロナ後遺症の症状の現在の有病率は州によって異なります。コロナ後遺症の症状を持つ成人の割合が最も高い州はケンタッキー州(12.7%)、アラバマ州(12.1%)、テネシー州とサウスダコタ州(11.6%)で、最も低い州はハワイ州(4.5%)、メリーランド州(4.7%)、バージニア州(5.1%)です。